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■ 第6回 音の寺子屋
・第6回 音の寺子屋が4月30日に開催されました。吉田先生をお迎えし、他3名の方々が
それぞれ講師になって、とても楽しい勉強になった一日でした。その一部を紹介します。
・「魅惑の音階基本 ダイヤトニックスケール」講師:薄井かやさん
ピアノの白鍵だけを使って、Cからドレミファを弾くと、ダイヤトニックスケールになります。
それぞれの音に3度と5度の音を重ねるとダイヤトニック・コードになって、更に7度を重ねると
ジャズ特有のセブンスコードになります。かやさん手作りの「模造紙五線紙」を使って、わかり易
く説明して下さいました。
二番目のコード(ツウ)、五番目(ファイブ)、1番目(ワン)を順番に弾くと、気持よくなり
ます。かやさんは、童謡の「むすんでひらいて」を例に、ツウ、ファイブ、ワンを、ピアノを弾い
て説明して下さいました。
・「ベーシストじゃない方へのベース雑学・雑感」講師:杉山さん
と題して、杉山さんが、ベースにまつわるお話を、ジャンル、音域、役割、ツボにわけてウイッ
トにとんで語って下さいました。
ベースはバンド全体のハーモニーとリズム(ビート・グルーブ)を下支えする重要な楽器です。
杉山さんのベースに対する思いが伝わってくるお話でした。
講演が終ったあとの実践編での川島さんと杉山さんのベースの競演は、滅多に聴くことができな
い素晴らしい演奏でした。これこそ、グールブ感の真骨頂でしょうか。
・「ドキドキワクワクJazzアドリブ 実践編」講師:吉田先生
吉田先生が作って下さったテキストで、授業ははじまりました。「オータム・リーブズの譜面を
参考にテーマを作って見て下さい」と、白紙の五線譜を頂き、サプライズ。「好きな音楽やプレー
ヤの曲を聴き、譜面に書いてみることで、演奏を理解できる。」の実践でした。
<アドリブの作り方>
・好きなプレーヤー、曲、フレーズなどを耳コピして自分のフレーズにする。
・スケール、コードから構成する。
・アドリブ集、フレーズ集などから気に入ったもので良いので色々なキーで練習する。
・「味噌ラーメン、全部乗せ」みたいなことは極力避ける。
(ハイノート、早弾き、フラジオ、連譜、連打のような超絶技巧の多様)
・起承転結をつくる。(理想は、もう一つのテーマを創るようにする。)
・皆さんの講演のあと、恒例のアドリブまわしを吉田先生のリードで楽しく演奏しました。
高輪から田町に場所を移し、「ゴクゴク会」、音楽談義に花が咲きました。最高の一日!
第7回目の音の寺小屋の開催をご期待下さい。
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